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【Vol.6】深呼吸の大切さ

20250718|LECJapanメルマガ|【Vol.6】深呼吸の大切さ

おはようございます!

NPO法人LECJapanの理事長鈴木です。

今日は第6回目のメルマガ配信日!

今回の話題は「深呼吸の大切さ」です。

深呼吸をしましょう、ってよく言いますが、そもそも、深呼吸をするとどうなるの?と疑問に思っている人も多いはず。

そこで今回は、なぜ深呼吸が効果的なのかをお伝えしていきます。

子育てにもきっと役立つと思いますよ。

<メルマガ登場人物>

鈴木:LECJapan理事長・三児の父・育児セラピスト

杉江:LECJapan理事・二児の母・フリーライター

<メルマガ執筆>

NPO法人LECJapan 理事 杉江

〜深呼吸で少し冷静な自分に〜

杉江

「前回のメルマガで『今動物の私やな』って気づいたら深呼吸をしましょう、って言うてたやんか。そもそも深呼吸って何のためにするん?」

鈴木

「深呼吸は冷静になるためにすごく大切な働きをするんだ。動物で例えると分かりやすいかも。例えば、シマウマがライオンに食べられそうなときって、深呼吸なんてしないよね。とにかく全力で逃げると思う。そのときの呼吸って、すごく浅いか、止まっているかだよね。」

杉江

「確かに、深呼吸なんてしてられへんよね。」

鈴木

「これって、動物的な危機回避能力が働いているんだ。危険を感じたら、自ずと呼吸も浅くなってしまうんだよね。」

杉江

「人間でも緊張したり気が張り詰めてると呼吸が浅くなるもんね。」

鈴木

「そう。呼吸が浅いと身体は危機的な状況だと判断してしまう。でも、ゆっくりと深呼吸をすることで、身体に『今は危機的状況じゃないよ』と伝えることができるんだ。」

杉江

「なるほど。深呼吸をすることで、意図的にに『今は安心できる状態』っていうのを身体に伝えてるんやね。」

鈴木

「そうだね。子どものことでついイライラして、キーってなっちゃうこともあるんだけど、そんなときに深呼吸をすることで『今は安心できる状態だしゆったりしても大丈夫』っていう気持ちに切り替わるんだ。」

杉江

「なるほど。ただ、深呼吸しましょうってよく聞くけど、実際なかなか難しくない?」

鈴木

「本当にその通りで、深呼吸って普段から練習しておかないと急にはできない。だから、毎日の生活で少しずつ深呼吸を取り入れて、自分で自分の感情をコントロールする練習をしておくことが大切なんだ。専門的な言葉で言うと、ポリヴェーガル理論っていうのがあってね。僕がすごくいろんな場面で参考にしてる考え方なんだけど、ちょっと難しくなっちゃうから、またいつか伝えられたらいいかな!」

杉江

「そっか。最初からできるわけじゃないんやね。ちょっとずつ意識して生活しようと思う。」

〜そもそも、鈴木君の育児ってどんな感じなの?〜

杉江

「鈴木君に育児の相談をして色々と教えてもらうけど、ぶっちゃけ鈴木君はできてたの?」

鈴木

「鋭い質問だね。笑」

杉江

「たくさん学んで教える立場の人は完璧にできてるんやろうけど・・・それはそれで自分ができてないように思えて複雑かな・・・」

鈴木

「うちは3人子どもがいるんだけど、1人目のときは全然できてなかったよ。とにかく、言うことを聞かせないと!って思ってガーっと言ってしまうことも多かった。でも、これはヤバいって途中で気づいて冷静に言い直す。みたいなことも多々あったよ。」

杉江

「鈴木君も最初からできてたわけじゃないんやね。安心した。笑」

鈴木

「学んだことを頭で理解はできていても、実際子どもを目の前にすると、なかなか思い通りにはできないよね。結局、頭で理解できていることを、いかに実践して自分の実体験として身につけていくかが大切だと思う。」

杉江

「そうやね。頭でわかっていても、実際にやってみないと身につかないし、実践するかどうかって本当大きな違いがあるよね。」

鈴木

「ちなみに、2人目はこだわりが強くてすごく手を焼いた。でも、ママのほうがキーっとなることが多かったから、逆に僕は少し冷静でいられたと思う。笑」

杉江

「なるほどね。まあ、1人がキーってなって怒ってたら、もう1人は冷静になっちゃうよね。」

鈴木

「まさしく客観視ってやつだね!今は3人目の赤ちゃんがいるけど、やっと慣れてきたかなってとこ。上の子も少し大きくなって手がかからなくなってきたから、心にも身体にも余裕ができたかなって感じ。」

杉江

「3人目でやっと慣れてきたんか・・・やっぱり、子育てってこうしたい!とかがあっても、なかなかすぐには思い通りにいかんよね。自分の心にも身体にも余裕がないから、せっかく学んだことも上手く実践できなかったりするし。」

鈴木

「そうだね。SNSとかを見てると、子育てでどういう対応をしましょうとかよく出てくるけど、それができないからって落ち込む必要はないし、子どものためにどうすれば良いかって考えてる時点で、それは素敵なパパとママって証拠だと思うよ。」

杉江

「あんまり『こうするべき!』っていうのに縛られずに、できるときにできることから実践していこうと思います。」

鈴木

「そうだね。子育てに正解はないってよく言うけど、本当にその通りだから。ああしなきゃ、こうしなきゃって思い詰めずに、ママの心と身体の健康を一番に考えてね!」

〜まとめ〜

鈴木

「今回は、深呼吸の大切さと僕のリアルな育児についてお話しました。」

杉江

「深呼吸は練習せな身につかへんってことと、必要な理由がわかって良かったわ!理由がわかったからこそ練習しようと思えるしね。」

鈴木

「そうだね。」

杉江

「あとは、鈴木君も最初から完璧に育児ができてたわけじゃないっていうのも知れてよかった。笑」

鈴木

「今までたくさん勉強はしてきたけど、やっぱり実際に子どもと向き合うと、なかなか上手くいかないことも多いしね。」

杉江

「鈴木君が言ってたように、最近は子育て系のSNSもたくさんあるけど、それを見るたびにわたしはできてないなって落ち込んでたから、育児のプロでも最初は上手くいかへんかったって知れただけでもよかった。」

鈴木

「子育てって子どもを育ててるってイメージだけど、親も育てられてると思うんだ。だから僕もまだまだ成長途中だし、できないこともたくさんある。でも、子どものためにも、自分のためにも、たくさん勉強して実践していきたいと思っているよ。」

杉江

「わたしも自分のペースで、自分なりに子育てを頑張っていこうと思います!」

次回テーマ「引っ込み思案な娘、子どもらしくない?」

※次回テーマは変わることがあります。

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LEC Japanは「み~んなで地域の子どもたちを育てよう!」を合言葉に活動しています。今を生きる子どもたちは、私たちの子ども時代よりも、親以外の大人たちと関わる機会が減っています。また、子どもたちの居場所が家だけになってしまい、子どもの成長が親だけの責任になっているようにも感じます。 子どもの成長や未来を親だけの責任にしない。 一昔前のような、地域の人が子どもと関わる温かい社会。 たくさんの大人たちと関わることで、子どもたちが健やかに育ってくれたら…そんな想いからLECJapanを立ち上げました。