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【Vol.9】子どもが「ギャー!」ってなったらどうしたらいい?

20250809|LECJapanメルマガ|【Vol.9】子どもが「ギャー!」ってなったらどうしたらいい?

おはようございます!

NPO法人LECJapanの理事長鈴木です。

今日は第9回目のメルマガ配信日!

今回の話題は「子どもが『ギャー!』ってなったらどうしたらいい?」です。

子どもって思い通りにいかないと、所構わず大声で叫びますよね。笑

今はやめてーってときでも、そんなのお構いなしで・・・

こういう場面はよくあると思うんですが、親としてどういう対応をしたら良いのでしょうか。

今日は多くのパパママが悩んでいる、子どもが「ギャー!」となったときの対処法についてお伝えします。

<メルマガ登場人物>

鈴木:LECJapan理事長・三児の父・育児セラピスト

杉江:LECJapan理事・二児の母・フリーライター

<メルマガ執筆>

NPO法人LECJapan 理事 杉江

〜子どもの「ギャー!」にはどう対処したらいい?〜

杉江

「最近子どもが思い通りにいかないと『ギャー!』ってなって、どう対処したらいいかわからへんのよね。」

鈴木

「そうなんだ。」

杉江

「もちろん、最初は『大丈夫?』とか『こうしてみる?』とか優しく対応するんやけど、全然『ギャー!』っていうのが落ち着かへんし、次第に私もイライラしてしまって・・・」

鈴木

「話が通じないとイライラしちゃうよね。」

杉江

「特に私の心に余裕がないときは、最終的に私もめちゃくちゃ怒ってしまって、収拾つかなくなってしまうんよね。なんとかしたいんやけど、どうしたらいいかわからんくて。」

鈴木

「子どもが『ギャー!』ってなると親はしんどいよね。どうにか落ち着いて欲しいけど、なかなかうまくいかない。それはどこの家庭でも同じだと思う。」

杉江

「確かに、スーパーでも見かけるもんね、泣き喚いてる子ども。笑」

鈴木

「大人だって思い通りにいかないとイライラすると思うんだけど、実はそれって子どもも一緒なんだ。」

杉江

「言われてみれば、子どもだってストレス感じるよね。」

鈴木

「うん。でも、大人が『ギャー!』ってならないのは、心の落ち着け方を知っているからなんだ。」

杉江

「心の落ち着け方?」

〜大切なのは「心を落ち着ける方法」を知ること〜

鈴木

「例えば、前回のメルマガで僕はイライラしたらおいしいものを食べてたって言ったと思うんだけど、これも心を落ち着ける方法の一つだよね。」

杉江

「そうやね。私の場合は旦那さんに愚痴ることでイライラの気持ちがちょっと抑えられるなぁ。」

鈴木

「僕たち大人は、イライラしたときにどうすれば心が落ち着くかわかっているんだけど、子どもたちはまだわかっていない。だから感情が爆発して『ギャー!』となってしまうんだ。」

杉江

「確かに、子どもは心を落ち着ける方法なんてわからへんよね。」

鈴木

「だからこそ、子どもが『ギャー!』ってなったときは、どうすれば落ち着けるのか、一緒に探していく必要があるんだ。」

杉江

「なるほど。ちなみに、それってどうやっていけばいいんかな?」

〜心を落ち着ける方法の探し方〜

鈴木

「子どもが『ギャー!』ってなったとき、どうすればいいかっていうのは、一人ひとり違うんだ。」

杉江

「まあ、子どもの性格もあるもんね。」

鈴木

「例えば、子どもがうまく積み木を積めなくて『ギャー!』ってなったとしよう。親としては『もう一回やったら?』って思うんだけど、この状態の子どもにはなかなか響かない。」

杉江

「子どもも興奮してるから、親の声も届かないよね。」

鈴木

「そんなときは、まずお水を飲んでみたり、積み木をやめてあんぱんまんで遊んでみたり、色々試してみる。」

杉江

「うん。」

鈴木

「どの方法で子どもが落ち着くかはわからないから、いろんなパターンを試してみて、自分の子どもに合う方法を探す必要があるんだ。」

杉江

「なるほど。今すぐに落ち着かせようとするんじゃなく、長い目で見て、自分の子どもが落ち着けるルーティンを探してあげればいいんやね。」

鈴木

「そうだね。親がそういう視点を持っていることが本当に大切なんだ。」

杉江

「子どもが『ギャー!』ってなったら、大人も『ギャー!』ってなりそうになるけど、子どもは心の落ち着け方を知らんから、一緒になって『ギャー!』ってするのはよくないね。」

鈴木

「もし子どもが『ギャー!』ってなったときに、大人も『ギャー!』ってしちゃうと、子どもはさらにヒートアップして、負のループに陥ってしまう。」

杉江

「想像できるわ。笑」

鈴木

「でも、大人が落ち着いて穏やかに対応すると、子どもにも穏やかな雰囲気が伝わって、心も安定していくんだ。」

杉江

「確かに、落ち着いて対応したら、子どもも穏やかに育ちそうやね。」

鈴木

「小さい頃に心の落ち着かせ方を学ぶと、学校でイライラしても自分で自分の心を落ち着かせることができるようになる。そうすると、良好な人間関係を築きやすいよね。」

杉江

「自分のストレスの下げ方を知ってるって、すごく大切なことなんやね。」

鈴木

「ストレスを感じるのは大人だけじゃなく子どもも同じだから、どうすれば爆発しないか、どうすれば落ち着けるか、親が一緒に考えてあげることが大切だね。」

〜子どもが物に当たったらどうすればいい?〜

杉江

「子どもが『ギャー!』ってなるときに、たまに物を投げたりテレビを叩いたりするんやけど、そういうときってどうしたらいいんかな?」

鈴木

「あるあるだよね。」

杉江

「自分の気持ちをまだ言葉にできないから、物に当たってしまうんやろうけど、親としては困るよね。」

鈴木

「今にもガラスが割れてしまいそうなときは、ガシッと子どもをホールドして物理的に危険行為をやめさせる。」

杉江

「とにかく危険な行為はやめさせて、安全確保だけする感じやね。」

鈴木

「そう。それで『大丈夫だよ』って声をかけてあげて、子どもの中にあるものを全部吐き出させてあげる。その後、お水飲もうかとか、あんぱんまんで遊ぼうかとか、落ち着く方法を考えていったらいいと思う。」

杉江

「なるほど。ガシッとホールドするのって、抱きしめる感じにもなるから、それも子どもの心を落ち着かせるために良いのかもね。」

鈴木

「その通り!やっぱり親子の肌と肌のふれあいは、子どもにとってすごく大きな安心材料になるからね。」

〜まとめ〜

杉江

「子どもが『ギャー!』ってなったときは、その子がどうすれば心を落ち着けられるのか、一緒に探していくのが大切なんやね。」

鈴木

「そうだね。どんな方法が合うかは子ども一人ひとり違うから、トライ&エラーを繰り返していく必要がある。」

杉江

「ちなみに、お菓子をあげてもいいの?一番てっとりばやくご機嫌になる方法やけど。」

鈴木

「それがルーティンになってしまうと、子どもは『ギャー!』ってしたらお菓子をもらえると覚えてしまう。それに、うまくいかないストレスをお菓子で紛らわせていたら、将来の健康が心配だよね。」

杉江

「そうやなあ。」

鈴木

「外出しているときだけとか、ある程度のルールは必要かもね。子どもの頃にどうやってストレスに対処していたかは、大人になっても覚えているし、そのやり方が染み付いてしまうから。できればお菓子じゃなくて、お水を飲んだり、絵本を読んだり、違うことで落ち着ける方が良いかも。」

杉江

「なるほど。確かにストレスでお菓子ばっかり食べるようになるのは親としても心配やしね。」

鈴木

「あとは、意外とクールダウンするまで放っておくっていうのも良いかも。自分で落ち着くまで待ってあげる感じかな。」

杉江

「ほんまやね。今度そういうことがあったら、あんまり構いすぎず、子どもの様子を見ながら待ってみるわ。」

次回テーマ「子どもにどんどんチャレンジしてもらうにはどうすればいい?」

※次回テーマは変わることがあります。

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